Entries from 2021-01-01 to 1 year

ファミリー・スピリット

ファミリー・スピリット。

歌手の母上

どこかのデパート地階でお会いしました。

映画『初恋』のヒロイン宮﨑あおい氏

元ちとせ氏の「青のレクイエム」とともにこの映画での宮﨑氏の表情が思い出されます。 三億円事件の物語でした。若者たちは、敗北し、消えていきましたが、ヒロインの手許に記憶が残るのです。 そこにある「記憶」自体が、ひとつの造形となっていることが驚…

ゲンリヒ・ネイガウスによるブラームスのカプリッチョ

陰鬱です。

はっぴいえんどの曲

風街の風、街に俗に言う「祈り」の曲はありません。 言い換えると、「宗教」に類する環境では、仕事をしてはいないのです。

坂本龍一氏の「戦場のメリークリスマス」

これが、祈りの曲に思える者は、そう思って良いのだと思います。断言します。

ベンジャミン・ブリテンのラクリメ

ユーリ・バシュメット、リヒテルで、ヴィオラ・ピアノで共演します。 哀調は思念をたどります。

プロコフィエフのフルートとピアノのためのソナタ

マリーナ・ヴォロジュツォーワ、スヴァトスラフ・リヒテル。 1943年にハリコフスキー、リヒテルで初演しています。 第1楽章のみ視聴しました。清冽な笛の音です。 なお、リヒテルは、この曲のヴァイオリン版を「妥協的」として否定しています。

ロシアの楽団

1966年のソヴィエト国立交響楽団の演奏を聴いています。 ガウク、マルコ、ムラヴィンスキーの線から先の伝統を、スヴェトラーノフらがどのように引き継いでいるのかです。 民族性と国際性との系譜を読み解いてみたいと思います。

わたしとインターネット

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 活字化されなくても、すみやかに意思表示できる手段ですので、文芸批評には好適なステイルです。さらに、ブックレヴューを書籍商品ごとに入力できる欄を最初からこしらえてある業者さんもありますので…

フルトヴェングラー『音と言葉』

新潮文庫です。芳賀檀先生の訳です。このひと、詩人の立原道造氏を最後に見舞った客の一人となりました。 フルトヴェングラーは、音で記録を残しているので、比較的幸せな演奏者となりました。

ハロルド・バウアーとは誰そ

名伴奏者でした。もともとはヴァイオリニストで、のちにピアノに転じます。 この人の編曲によるセザール・フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」を聴きました。演奏は、マリオス・パパドプーロスです。 オルガン曲をピアノ曲に変えました。 なるほど、遠くに…

マレイ・ペライアによるシューベルトの間奏曲集より

セファルディムです。珍しいことです。そして、演奏内容は、華麗に気高い音をつくります。 最初に普段着のようなスタイルのジャケットを目にしたことから、一種の違和感をぬぐうことができないのですが、そして、それは、音に直接向かうことにとっては、妨げ…

愛に野菊を

愛する人がいた、野菊を摘んでいた、過ぎてゆく季節が、夕焼けに抱きしめられ燃えていた、明日も逢いたい風に吹かれて…… 鈴木ヒロミツ氏がうたっていました。これは素晴らしい曲であったと思います。