わたしとインターネット

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

活字化されなくても、すみやかに意思表示できる手段ですので、文芸批評には好適なステイルです。さらに、ブックレヴューを書籍商品ごとに入力できる欄を最初からこしらえてある業者さんもありますので、そこに社会の様々な層の読書人の意見が集積されます。

わたしは、文芸批評の批評を10年ほどやって、大いに楽しみました。一番チカラを振るったのは、小林秀雄批評の批評であったと思います。晩年の作品のいくつかに関して、実際には、問題をどうとらえるべきであったのか、という提案も行いました。

書き終わって、そして明日からは、また新しい時が流れ、新しい書籍が目の前に現れます。生きている実感がわいてきますね。